石垣メンテナンス株式会社

おかげさまで2023年9月で
創立50周年を迎えました。

Works

O&C本部 維持管理部の仕事

香東川事業所(香川県)

香東川浄化センターは、高松市の西部地区 約2,100ヘクタールを処理区域とした下水処理場です。汚水と雨水を別々の管渠で流す分流式と、汚水と雨水を同じ管渠で流す合流式の両方の区域が含まれており、それぞれ別の処理系統で汚水を処理しています。また、処理場の他にも雨水ポンプ場、中継ポンプ場、マンホールポンプ施設といった場外施設の運営も行っています。

〒761-8012
香川県高松市香西本町762
GoogleMapを開く

業務紹介

  • 中央監視業務

    監視装置による施設全体の運転状況の監視を行います。

  • 日常点検業務

    タブレットを用いて、巡視点検を行います。

  • 日常水質測定業務

    計測機器を用いて、簡易測定を行います。

  • 機械設備定期点検業務

    複数人で技術継承をしながら点検や保守作業を行います。

  • 水質分析業務

    各検査項目について、水質試験室での分析業務を行います。

  • 電気設備定期点検業務

    計測機器を用いた点検や保守作業を行います。

所長インタビュー

クリーンな生活環境を守るために技術と知識の研鑽は続きます

香川県高松市の下水道終末処理場「香東川浄化センター」。プラントの性能を最大限に発揮する石垣メンテナンスの技術者たちの技術や知識によって、クリーンな生活環境が保たれています。安全操業を第一に運営管理を行っている社員たちはまさに“縁の下の力持ち”。これからも安心・安全な暮らしを支え続けます。

所⾧ 小林芳弘
資格取得に向けての取り組みについて教えてください。

下水処理施設の業務に必要な優先度の高いものから順次技能講習を受けられるようにバックアップし、知識と技能の向上を図っています。業務に携わるうえで必要な資格に「下水道技術検定第3種」がありますが、合格に向けて過去問などをまとめたオリジナルの小テストを作成し、受験者には試験の前に何度か受けてもらっています。これによって理解度や苦手な問題を確認し、確実に合格できるようにサポートしています。

仕事を行ううえで重要視していることを教えてください。

現場施設での作業が多いので、何よりも大切なのが「安全第一」です。事故が起きないように、日々安全管理には十分配慮しています。技術者が安全に働く環境を整えるためにも、安全教育を徹底しています。例えば、電気主任技術者や機械担当者が講師となって、新入社員など経験の浅い社員を中心に、現場の危険箇所などを実際に見てもらうことで、安全管理の意識を高めています。さらに、業務仕様書の内容を熟知し、安定した運営ができるように努めています。

これまでで一番困難だった業務を教えてください。

平成28年(2016年)に、私たちが管理を請け負っている香東川浄化センターが香川県から高松市へと移管され、仕様書発注からプロポーザル方式の包括的民間委託方式に変更されました。それに伴って管理する場外施設が増加し、業務範囲が拡大されたため、対応できるように新たな人員を確保したり、人材の教育をしたりなど、体制をつくるのが大変でした。

今後挑戦していきたいことは何ですか?

若手からベテランまで、一人ひとりが自発的かつ能動的に、自信を持って仕事に向き合える環境づくりをしていきたいです。当社ではここ4年で新卒者を毎年採用し、若手が増えてきました。ベテランは見守るだけではなく、働く姿を見せる指導をお願いし、技術継承を意識しています。 私たちの仕事は個々の技術はもちろんですが、チームで取り組まなければ成り立ちません。チーム意識を高めながら、さらにやりがいを感じられる職場になるよう、副所⾧とも協力しながら指導していきたいです。

入社前と入社後で、会社のイメージに変化はありましたか?

下水処理場の仕事は3K(きつい・汚い・危険)の印象があり、正直あまりいいイメージは持っていませんでした。しかし、経験を積んでいく中で、生きていくうえで重要なインフラの維持管理に携われる仕事であると実感し、地域社会への貢献につながっているとやりがいを感じられるようになりました。下水道は24時間365日、使えることが当たり前の設備。災害など不測の事態が起きた際にはいち早く復旧に向けて作業を行うのも私たちです。人々の暮らしを守ることができる、かけがえのない仕事です。

地域貢献への取り組みについて教えてください。

香東川浄化センターの放流先は、海苔の養殖が盛んな海域です。養殖最盛期の冬期(11~3月)に、通常では除去する窒素などの栄養塩類を増加させて放流する「硝化抑制(しょうかよくせい)運転」を実施してます。海苔の色落ち問題を懸念する漁業関係者からの依頼でスタートした取り組みで、地域産業を影で支えています。また、地元高松市主催の「不法投棄撲滅クリーン作戦」にも参加しています。不法投棄されているゴミの回収を通じて地域の環境美化推進や、社員の環境意識向上に貢献しています。

事業所のここがすごい!というアピールポイントを教えてください。

水処理、汚泥処理の運転管理、水質分析業務など、広範囲な業務に対応できる能力を持っていることです。また、58ヵ所もの場外施設を管理していることも自慢です。25人の社場員(事務員を含む)が、地域のインフラを支えています。石垣メンテナンス全体で培ってきた高い技術力があるからこそ、少数精鋭での管理運営ができていると思います。

所⾧として、社内コミュニケーションを取るうえで意識していることはありますか?

若手からベテランまで社員の年齢層が幅広く、個性もさまざまです。そのため、個々に目を向けながら声かけをすることを意識してます。夜勤の交替勤務者とは頻繁に会えませんが、できる限り顔を合わせて、業務に関係のない話も交えながらコミュニケーションを深めています。何かあればすぐ相談できる雰囲気づくりも心がけています。

Recruit

水を支える一員に。

石垣メンテナンスは一緒に働く仲間を募集しています。
OB・OG訪問も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

ENTRY

皆さんのご応募お待ちしております。